・家具資材の低ホルムアルデヒド化に伴うカビの発生について
(株)いさみやでは、家具の原材料である合板・MDF・PBなどの木質材料はF☆☆☆以上を使用、また接着剤・塗料につきましてもF☆☆☆☆仕様のものを採用して、製品の低ホルムアルデヒド化に努めています。ホルムアルデヒドという化学物質は防腐剤として標本などの保存に使われ、また消毒剤として養殖魚の病気予防に、フェノール樹脂・メラミン樹脂・尿素樹脂の原材料として、布地の防シワ加工・防チジミ加工の処理剤として広い分野で利用されております。
このように防腐剤・殺菌剤として効果のあるホルムアルデヒドを使用してはならないと言うことになりますと、ホルムアルデヒドの効果でカビの繁殖が抑制されていたのが解除されることになります。そのため、湿った条件が続きますと「カビ」が建材の表面とか家具の裏側に繁殖し、胞子をまきちらし、カビによる健康障害が発生することが予想されます。
カビの菌の繁殖で最も必要な条件は湿度・温度・栄養分で、木材含水率が20%以上、湿度が80%以上ならすぐに繁殖します。とくに梅雨期のように湿度90%以上が続くような場合は、木材の表面・木口から吸湿して含水率が高くなり、有機物の汚れ・手あかなどがあれば、その部分からカビの繁殖が始まり汚染されます。カビを防止するには、湿度を50〜55%くらいに除湿することです。また、カビが繁殖しやすい部分(家具の裏側など)に、カビの好きな有機物を付着させないように消毒・清掃を定期的に実行していただくことです。
「いさみや」ではカビ対策として、カビの繁殖しやすい家具の裏板部分に塗装を施し、木部からの湿気と菌の侵入をできるだけ防ぐようにしております。皆様には温湿度管理などのカビ対策をしていただき、カビによる健康被害に遭わないようにしていただきたいとお願い申し上げます。
ホルムアルデヒド低減=カビの繁殖と考えていただき、安全に生活できる環境を自らの手で作り上げてください。
|